お盆の予約も明暗 リストラ日航は12%減、全日空は6%増

ティファニー 日本航空グループと全日本空輸は30日、お盆(8月6日〜15日)の時期の予約状況を発表した。会社更生手続き中の日航は、国際線予約数が前年比11.0%減の32万4000人と大幅に減少する一方、全日空は15.4%増の16万5000人と大幅に増え、明暗を分けた。

 国内線の予約数も日航が12.3%減の93万1000人だったのに対し、全日空の国内は6.4%増の107万2000人。

 日航が再建に向けたリストラの一環で路線と便数を削減したのに対し、全日空は座席数を国際線で2.9%増やすなど攻勢をかけた。

 座席が予約でどれだけ埋まっているかを示す国際線の予約率は、日航が88.7%、全日空は87.3%で、それぞれ前年を上回った。

 日航はハワイやグアム、米大陸、韓国線で予約率が90%を超え、全日空も開催中の上海万博の効果で中国線の予約が好調という ティファニー 結婚指輪