【世論調査】景気対策「評価しない」81% 内閣支持率じわり上昇も政党支持は伸びず (1/2ページ)

エドハーディー 今回の世論調査では、菅内閣の支持率が46%で前回から5・7ポイント上昇し、仙谷由人官房長官は30日の記者会見で「菅首相がんばれということ。国民の期待がある」と歓迎してみせた。だが政策をみると、景気対策や基地問題で首相への評価がさらに下落しており、好材料は見あたらない。

 調査では、菅内閣の景気対策への評価を聞いたが、「評価する」はわずか8・7%、「評価しない」は81・1%で、国民から「落第点」を突きつけられた。

 特に、40代男性(96・2%)、50代女性(86・7%)で「景気対策を評価しない」という声が強い。

 首相は先週末から3日連続で都内や北九州市、兵庫県芦屋市などを訪問し、企業や高齢者施設などを視察した。30日には円高やデフレに対応する経済対策を発表したが、国民の評価は冷ややかだ。

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜(ぎ)野(の)湾(わん)市)移設問題では、政府は、日米専門家協議の報告書に名護市辺野古(へのこ)沿岸部に2本の滑走路をV字形に配置する現行案と、滑走路を1本にする案も併記する一方で、8月末としていた代替施設の結論を先送りしている エドハーディー キャップ