硫黄島での遺骨収集で進展も 訪米の首相補佐官

ティファニー 訪米中の阿久津幸彦首相補佐官は27日、太平洋戦争末期の激戦地である硫黄島(東京都小笠原村)で戦死した日本兵の遺骨収集に関し、米国立公文書館で見つけた資料の裏付けによって「遺骨の発掘が進展する可能性が出てきた」との見通しを示した。ワシントン市内で記者団に語った。

 阿久津氏は菅直人首相が設置を指示した日本兵遺骨収集の特命チームを率いる予定。「進展」の具体的な内容の言及は避けた。硫黄島には1万柱以上の日本兵の遺骨が眠っており、米兵も約200柱が未発掘という。

 阿久津氏は26日に米政府側と協議、米国防総省傘下の戦争捕虜・行方不明者局と遺骨発掘で協力する方針を確認した。 ティファニー ネックレス